webアプリどころか、プログラミングのプの字も知らないド素人である私が、なんだかんだでもう2年近く独学を続けてこれました。
どのようにして、webアプリ作成を進めているかをこれまでの経緯と合わせて記載します。
これからPythonを学びたい人は参考になること間違いないと思います。
独学は教師がいない為、モチベーションの維持が本当に一番難しい
自分で学ぶということは、誰からも励まされることはなく、
もっと勉強せよ!と激を飛ばしてくれる人もいません。
私の本業は、工場勤務なので、まったく本業と関係ない分野です。
その為、本業が何も活かせず、独学にはとても不向きな状況でのスタートでした。
それでも、プログラミングスクールに通う時間と授業料を掛けずに何とかできるのではないかという思いで独学をスタートさせました。
というより、月のお小遣いが3万という状態でスタートしたので、スクールに通うお金はありませんでした、、
ネットで「独学 プログラミング」と検索すると、
たいてい「モチベーションが持たない」、「教師がいないのは無茶」というコメントが多いです。
私も、もれなくモチベーションが維持できなのではないか・・・という恐怖感がありました。
その為、なるべく毎日仕事から帰宅した後に、Pythonのコードをみる習慣をつけていきました。
とりあえず、週間化することで何とかなるだろうと甘い考えで始めてみたところ、、、、
意外と何とかなるものです。
プログラミングスクールに行かずとも、毎日pythonに触れることでプログラミングに対する嫌悪感は消えていった
週間化できたおかげで、底辺スキルしかないのにも関わらず、プログラミングが難しいと思うことなく独学を進めることができています。
pythonを学ぶために立ちふさがる4つの壁
pythonを独学していくときに感じた4つの壁について記載します。
1.HTMLとCSSってpythonと関係あるの?何がなんだか分からない
pythonの言語のみを学べばいいのかと思って始めてみたのですが、pythonの言語は、インターネットとの絡みが非常に強い為参考書をみると、HTMLやCSSの言語は知ってる前提で記載がされていました。
pythonを操作するにはHTMLの言語とCSSの言語を理解しておく必要があるとわかり絶望したのを覚えています。
(解決策1)HTMLやCSSは参考書はめちゃ豊富にあるので書籍を購入し、初めのページをパラパラ読んでみる
HTMLやCSSはかなりの参考書があるため、入門書を1冊古本屋で購入してHTMLとCSSの言語のルールを調べれるようにしていました。
(解決策2)プログラミング学習アプリ「Progate」の会員になり、暇なときにゲーム感覚でHTML&CSSのコースをする
独学界の王道中の王道ですが、Progeteはかなり有効でした。
正直Progateをやっていなければ、ここで挫折していたと思います。
Progeteは携帯アプリで利用できるので、暇なときに遊び感覚で学習できるツールです。
寝る前の暇な時や、お昼休みなどにポチポチッとやってました。
気が付くとHTMLとCSSで簡単なホームページを作成することができるようになっていました。
なんだかんだでHTML、CSSのコースを3か月くらいかけて、2周しています。(だいぶのんびりのペースです)
この頃は「HTMLは単純だけど、CSSはなかなか思い通りに表示されないなぁ、、」といった感覚で学んでいました。
Progateは、月額1000円程度の利用料が掛かりますが、数千円の参考書を買うよりも安くプログラミングを学び始められる良いツールです。
(解決策3)とりあえずホームページを作ってみた
Progateで学習することで、ホームページがどのように作られているかを理解することができたのですが、、
ホームページをどう作れば良いのか分からない!!という状態でした。
まずはホームページの作り方を学ばなきゃ!と、すぐに取りかかりましたが、またすぐに次の壁にぶつかりました。
2.サーバー?ドメイン?なんじゃそれは?
今考えると恥ずかしいのですが、ホームページを作る為に、以下の契約が必要であることを、私は知らなかったのです。
- レンタルサーバの契約
- ドメイン取得の契約
レンタルサーバーの契約やドメイン取得が必要であること、そして、それらは有料であることを知り、心が折れそうでした。
当時私はホームページは無料で作成し、公開できるものだと思い込んでいたのです。
※無料のドメインはありますが、その存在に気が付いたのはそのしばらく後でした。
(解決策1)練習用のホームページを作成し、サーバー操作に慣れる
ネットにあるブログ記事等を参考に、仕事から帰宅後の時間を使って、5日程度かかりましたが、なんとか契約をすることができました。
この瞬間から、月々のお小遣いのうちレンタルサーバーとドメインで毎月1500円が新たに出費となりました。
サーバーとドメインを契約出来た後は、自分のオリジナルのホームページを何個か作ってみては、自己満足に浸っていました。
この頃から自身のブログを持ちたいと思うようになり、納得のいくブログを作ろうと数ヶ月奮闘する期間が続きます。
この時期は、pythonを独学をすることをすっかり忘れて、HTMLとCSSでホームページをどのようなデザインで作ればよいのかばかり考えていました。
さらに、Progateのおかげで、jqueryも多少使えるようになり、無駄にデザインに凝る癖がついてしまっていました。
WordPressというツールを知ったのはProgateをはじめて半年以上経ってからでした。
このブログはその時立ち上げたブログです。
WordPressを知ったおかげでWEBページを動的に変化させるという事が、どういうことなのかを知りました。
3.無知ゆえにネット情報ではちんぷんかんぷん、Pythonをどう学ぶ?
いよいよpythonを学習してみようと考えましたが、インターネットで情報を拾って学習をするには、私の実力が無さすぎる為、まずは書籍で学習を行うことにしました。
インターネットで学習できるようになるためには、Pythonのコードをある程度理解しておく必要があると考えておいてください。
(対策1)いきなりpythonのコードを自分で書くことは不可能と自覚すること
書籍を買って内容を読んでも全く内容が理解ができないことは想定してましたので、まずは落ち着いて参考書のサンプルアプリを作成することに集中しました。
サンプルアプリを作っていく過程で、ある重要なことに気がつきました。
「そのサンプルアプリを参考書通りに作ったとしても、その全てを理解するにはかなりの時間が必要で、このまま何も考えずに参考書を読み進めるのはまずい、、」
独学(教師がいない)で学習しているので自分で分からないところを自分でピックアップするしかないのです。
(対策2)参考書は目的を決めてから購入する
私は、書籍があってもすぐにプログラミングできるわけではないと、早々にあきらめていました。
とわいえ、まずは書籍に記載しているサンプルアプリを真似して作ることから学習を進めることにしました。
ここでPythonの書籍選びでの注意事項を入れておきます。
pythonはwebアプリの作成や人口知能によるアプリ作成などから、情報収集(スクレイピング)を行うことができる言語です。その為、その目的によって使用するライブラリ(簡単にプログラミングできるようにパッケージ化されたコードの塊)が違います。
その為、その目的に合わせて、参考にすべき書籍も異なってしまいます。
その為、何を目指したいのかを明確にしてから学習を始めるようにして下さい。
私は、目的がWEBアプリ製作がしたかったので「Django」について記載している書籍から学習をすることにしました。
私が参考にした書籍2つを紹介しておきます。
参考にした書籍紹介
pythonの書籍はここ2,3年で大幅に増えていますが、Webアプリ作成ができるDjangoの書籍はそんなに種類はありません。その中で私が使用している書籍を紹介します。
動かして学ぶ!Python Django開発入門 フルスタックフレームワークによるWebアプリ作成手法が学べる!/大高隆【3000円以上送料無料】 価格:3,740円 |
この本の最新版を最初に購入することをおススメします。
この書籍の1~3のチャプターは「Djangoの基本的事項」についてまとめて説明があるため、初心者はこれを先に読むことで理解度がかなり向上すると思います。
Django Webアプリ開発実装ハンドブック [ チーム・カルポ ] 価格:3,080円 |
ファイルのアップロードや削除などの基本操作に関してはこの本が優良であると思います
4.サンプルアプリをオリジナルアプリにどの様にして作り替えるか
現在この壁に当たっています。
書籍のサンプルアプリを、自分の想定したアプリにどのように作り替えれば良いかを調べるには、トライ&エラーを繰り返すしかありません。
いわばこの段階から参考になる文献は自分でインターネットで探すしかなくなるのです。
気軽に聞ける熟練者がいる人と独学で奮闘している人とでは、簡単に入手できる情報量が圧倒的に違うことを自覚して踏ん張るしかありません。
何度も言いますが、今現在はこの壁にぶち当たっています。
しかしまだまだ自分が作りたいものがあるので、奮闘していきますが、、、。
学んだことをブログで発信することでモチベーションを保つ
独学は1人で悩んで、自分で解決することの繰り返しです。。。
モチベーションを保つために、何か成果を残しておくことも必要です。私にとってこのブログで情報を発信していることで実はモチベーションを保つ効果があると思っています。
何がともあれ、独学を続けるために、重要なことは「モチベーションを保つ」ことを意識することだと思います。