教本「動かして学ぶPython Django開発入門」のchapter12に記載してある「EC2にSSHクライアントを利用して接続する」という難解な言葉につまずいてしまいました。これはどういう事なのか、全くちんぷんかんぷんでしたので、調べてみることにしました。
目次
- EC2インスタンスとは何か
- PuTTYとは何か
- EC2インスタンスにSSH接続する為の手順
- 接続後にすること
インスタンスとは、AWS クラウドにある仮想サーバーをさす
仮想サーバーサービス(Amazon EC2 )を使用するには、インスタンスと呼ばれる仮想サーバー上で実行されるオペレーティングシステム(OS)とアプリケーションをセットアップする必要があります。
ややこしいので、これを分かりやすく説明しておきます。
たとえば自分のWindowsパソコンでExcelを操作して計算書の作成を行う場合、操作するパソコンOSのWindowsにExcelのインストールを行うことで、ユーザーはExcelで計算書を作る事が出来る様になります。一方でその操作がインスタンス(仮想サーバー)を使った場合はどうなるでしょうか?まずインスタンスにはオペレーションシステムOSが入っていない為、最初はOSをセットするところから設定が始まります。AWSの初めは Linuxを選ぶことになると思います※。そのOSとしてセットしたLinuxに表計算アプリをインストールすることで計算書は作る事ができます。
※たいていの場合はインスタンスのOSは、Linuxになるかと思います。
ではPuTTYとは何か?
実際に表計算アプリを動かしているのはインスタンス(仮想サーバー)です。ならばどうにかして、自分のパソコンからインスタンスに指示を送受信しなければなりません。つまりWindowsOSとインスタンスのOSをつなぐソフトが必要となります。
その役割を担うのがPuTTYというソフトになります。
EC2インスタンスにSSH接続する為の手順
教本「動かして学ぶPython Django開発入門」のchapter12に特に記載がないWindows環境でPuTTYを使用する手順をまとめます。画像に従って設定を進めてみてください。
Amazon AWSの公式サイトにも詳しく記載されていますのでそれを参照してもいいかもしれません。
また、PuTTYのインストールは以下ボタンよりアクセスしてダウンロードを行ってください。(手順は以下参照)
接続後にすること
うまく接続に成功した場合、ターミナルのような黒い画面が立ち上がり、「login as」と表示されます。その状態で、「ec2-user」と入力してください。
成功すると以下の画像のように処理が進みます。
外部リンク
インスタンスの接続時にエラーが出る場合は公式サイトを参考にしてみて下さい。