Pythonとは、プログラミング言語の1つで主に機械学習やAIなどの分野で多く使用されている機械言語です。
Pythonの誕生は、オランダ人のグイド・ヴァンロッサム氏がプログラミング言語の一種として、1991年に発表したのが始まりです。そして、1994年1月にPython 1.0がリリースされ、2000年にPython 2.0がリリースされました。その後、Googleや Instagram、Yahooなど数多くの企業のシステムで採用され始め、注目度が高くなってきたのがこの頃となります。そして現在のPython 3.0がリリースされたのが2008年です。
誕生から30年の月日が経ち、現在では、機械学習やAI開発に強い言語として世に知られる様になったPythonですが、なぜそのように言われるのでしょうか?
そもそものコンピューター言語とは何かについては以下の記事を参考にしてください。
Pythonのライブラリがすごい
ライブラリとは、すでにプログラマーによってプログラミングされている機能を私たちがソースコードで一文書くだけで、使えてしまう便利な機能です。現在使われている言語は、ほとんどこのライブラリをうまく組み合わせることで1つのアプリケーションを完成させるようになっています。
Pythonのライブラリは標準ライブラリとサードパーティライブラリの2つが存在します。サードパーティライブラリとは、世界中にあるPythonの非営利団体が作ったライブラリで誰でも使用できる様になっています。
Pythonはこのサードパーティライブラリがものすごい種類があり、20万以上の種類があると言われています。
特に豊富なライブラリがあるとされているサードパーティによるサービス「PyPI(Python Package Index)」が強力です。
このPythonのライブラリには、他の言語には無い機械学習、ディープラーニング(深層学習)などの分野のライブラリが多く存在しています。これがPythonの強みと言えますね。
さらにPythonは、それらのライブラリをパソコンにインストールした時点で一緒にパッケージに含まれている為、拡張性を考慮した設計をする手間が省けます。
この様に将来性と最近のAIやディープラーニングなどによりPythonは再び注目度の高い言語として脚光を浴びています。