動かして学ぶPython Django開発入門のテキストの内容が秀悦なので少し紹介記事を書いてみます。
内容は、前半のchapter1〜chapter3までの内容について感じた事を中心に記述しますので、これからPythonアプリ開発したい人は必見だと思います。
chapter1 モチベーションを維持するコツについて
この本の著書のWEBアプリ開発を行うためのマインドセットが4つ紹介されています。
内容としては、なるべくライブラリや自動化を行いながら、作業時間の短縮に従事する事が大切だと記載しており、モチベーションの維持の重要性もここで述べられています。
chapter2 WEBアプリの全体像
この章では、WEBアプリの基本的な処理の流れや、構築に使用するソフトの紹介がこの章の大筋です。
この章で紹介されているアプリ全体モデルは目から鱗でした。WEBアプリ開発とは、いくつものソフトを組み合わせて行うという事が分かりやすく説明されています。
しかし、はじめWEBアプリって何?という目線で読み出した私は、まだ4割程度の理解しかしていません。なので、いづれこの章をじっくり読み返す必要はあると考えています。
この章は、WEBアプリの構成を図解で説明してあるため、非常に分かりやすく、「webブラウザとWEBアプリの一般的な構成」や「WEBアプリの構成手段」を具体的なソフト名を併記して説明しています。その為、「漠然とWEBアプリを作りたい」→「WEBアプリを構成する具体的なソフトを使えるようになりたい」とマインドが変わります。
chapter3 Djangoについて
Djangoの解説に関しては、本書以上にわかりやすい書籍は今のところ無いと思います。特に、Djangoの機能を理解していない人にとってDjangoの全体像は理解しやすい図としてぜひ見ておくことをおススメします。
5つのコンポーネントについて
5つのコンポーネント?アプリ開発者にとって欠かせないワードについてもこの本で知ることができたので助かりました。以下簡単にメモを残します。
ルーティング
URLからどのどのアプリケーションに処理を渡すかを識別する役割
ビュー
モデルにデーターベー操作を指示したり、テンプレートに表示用データを渡してHTML生成を指示したりします。いわゆる司令塔の役割です。
フォーム
フォーム画面で入力されたユーザー入力値をオブジェクトに変換して、Django内部で保持し、修正(バリデーション)も行います。
モデル
データベースとの連携を受け持ちます。ビューからの指示を受け取ると、SQLを発行し、データベースの更新や検索結果をビューに返します。
テンプレート
ビューから受けとったデータをHTMLのテンプレートに埋め込みHTMLを作成してビューに返します。
Django を始める前に知っておきたいことがまとめて記載されている本
WEBアプリがどのような構成になっているかを事前に知ることができたおかげでそのあとの学習効率がぐっと上がりました。
これからPythonのWEBアプリ開発でDjango を利用する人におすすめします。
動かして学ぶ!Python Django開発入門 (NEXT ONE) [ 大高 隆 ] 価格:3,740円 |
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