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2.3 Streamlitを使う

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Pythonで「見える」成果を出そう

Pythonを学び始めた人がまずつまずくのは、「書いたコードが何の役に立っているのかよくわからない」ということです。そんな悩みを一気に解決してくれるのが、**Streamlit(ストリームリット)**です。

Streamlitは、Pythonのコードを使って、グラフィカルなWebアプリを簡単に作ることができるフレームワークです。しかも、HTMLやJavaScriptの知識がなくても使えます。


なぜStreamlitなのか?

① 最短1行でアプリができる

python

コードをコピーする

import streamlit as st st.write("こんにちは、世界!")

たったこれだけで、Webブラウザに「こんにちは、世界!」と表示されるアプリが完成します。Pythonの基本が少し分かれば、誰でもすぐに始められる手軽さが魅力です。

② データの可視化に強い

matplotlibpandas などのライブラリと組み合わせることで、グラフや表を即座にWebアプリ上で表示できます。

python

コードをコピーする

import pandas as pd import streamlit as st df = pd.DataFrame({"A": [1, 2], "B": [3, 4]}) st.dataframe(df)

③ 実用的なツールがすぐ作れる

・CSVファイルを読み込む
・画像を表示する
・チャートで比較する
など、仕事でも役立つツールを、自分で作ってそのまま社内に共有することもできます。


ChatGPT × Streamlit の相性は抜群

Streamlitはシンプルな構文で書けるので、ChatGPTに「Streamlitで〇〇なアプリを作って」と聞くだけで、雛形コードを一瞬で生成してくれます。修正したい場合も「ここのボタンをラジオに変えて」と言えば、すぐ対応してくれるので、試行錯誤しながらアプリ開発を体験できます。


使い始めるための準備

bash

コードをコピーする

pip install streamlit

インストールが終わったら、次のように実行します。

bash

コードをコピーする

streamlit run app.py

自作のapp.pyファイルが、Webブラウザ上で動作するようになります。


まとめ

Pythonを使って「人に見せられる」アウトプットを作るには、Streamlitが最適です。初心者でも簡単にWebアプリを作れ、データの可視化や簡単な業務ツール開発もできるので、学びながら成果物をどんどん作っていけます。


Streamlitという便利なツールをインストールできましたら、次は実際に起動してみましょう。次の「コードの開き方」をごらんください。